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検査結果…ロバートソン転座判明 [不妊治療]

翌日に血液検査の結果を聞きに行くのに喧嘩をしてしまいました、
私達夫婦です(;'∀')
一晩寝ればたいていのことはどうでもよくなってしまう私ですが、
この日はまだまだ腹が立っていて、朝も夫に冷たく当たってしましました(;´Д`)

しかし病院へ行く頃には結果を聞くことへの不安の方が大きくなっていたので、
夫への怒りはひとまずどうでもよくなっていましたw


そして夜に夫が仕事から帰宅して、一緒に病院へ向かいました。
待つこと1時間弱…名前を呼ばれて診察室に入りました。

診察室の机の上に2枚の紙がおかれており、
それを見ながら先生が説明してくださいました。

先生「こちらがこの間の血液検査の結果です。
   こちらが旦那さん、こちらが奥さんのものです」
   
  「こちらの奥さんのものをご覧ください、13番14番染色体に
   胎児と同じ転座があります。
   胎児の染色体転座は奥さんからの遺伝だったようですね」
   

・・・想像はしてたけど、
やっぱり私がロバートソン転座だったんだ…

想定内だったけれども、それでもショックで
ガーンと頭の中が殴られるような衝撃がありました。

(ちなみに、日本だとこのような染色体異常の結果を夫婦に伝えるときは、
 転座があったとして、夫と妻どちらが保因者か知らせるか知らせないかを
 選べたり、そもそも知らせなかったりという配慮があるみたいですね。
 どちらに原因があるかはっきりわかるので、夫婦不仲や離婚の原因になったり
 することもあるみたいなので、当然っちゃ当然な気もしますが…
 でも、ここの病院ではそんなことは聞かれもせず、
 私に転座があるとはっきり伝えられましたw)
 
ショックで意識がもうろうとしつつも、
疑問や今後の方針はきちんと聞いておかなければと思い、
混乱しながらも先生の話はしっかり聞いておりました。

つづけて
先生「ロバートソン転座ですと今後の治療の方法は2つあります。
   1つは流産をする可能性は通常の人より高いですが、異常の無い卵に当たるまで
   妊娠を繰り返す方法です。
   もう1つは体外受精を行い、受精した卵に着床前診断を行って
   染色体異常の無い卵をより分けて、それを戻す方法です」
   

着床前診断…実はネットで調べる中で知って少しだけ知識はありました。
日本だと流産回数が多い人だけが受けられる方法で私は適応されなさそうなので
あまり詳しくは調べなかったのですが…


先生「ちなみに、この染色体検査をしてくれた会社に確認してみたのですが、
   この型のロバートソン転座の患者が着床前診断をおこなって、
   正常卵を得られる確率は2/18だそうです」
   

!!!!!
2/18!!?!?

私がネットで得た知識だと、出産に至る卵を得られる確率は
理論的には2/6のはず…(均衡型転座含む)
何かの間違いじゃないかと思い、聞き直しました

私「それは染色体異常のない卵だけの話ですよね?
  流産しない均衡型の転座は含まない確率ですよね?」

先生「いいえ、正常卵と均衡型転座の卵を含む確率です。
   着床前診断では正常卵と均衡型転座卵を見分けることはできません。
   トリソミー・モノソミーの流産してしまう卵を
   避けることができるだけです」

…じゅうはちぶんのに…
理論値が2/6であって、実際にはもっと低い確率なんだろうなとは思っていましたが
まさかここまで低いなんて…
あまりにも低い確率に、信じられない、信じたくない気持でした…


続けて
先生「体外受精を1回するにあたり、大体12万元(当時レートで42万円くらい)
   移植するのに4~5万元(14~17.5万円)くらいかかります。
   着床前診断ですが、卵5つまでは一つにつき1.5万元(5万円弱)
   5つを超えると一つ当たり2万元(7万円)かかります。」

  「うーろんさんはAMHが低いので、
   体外受精をしてもあまり卵が取れないかもしれません。
   なので、着床前診断をしたとしても1つも正常卵が得られない可能性もあります。
   もし体外受精や着床前診断を考えられておられましたら、
   そういうこともあるということをご理解ください。
   高額な治療なので、今ここで答えを出すことはできないと思います。
   今日はひとまず家に帰って、夫婦で相談してみてください」


という感じで話を聞いて、トボトボ病院を後にしました。




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